テニスの話 3
プレイはすべて自分のために行なうものであり、結果はすべて自分に帰するものです。
自分のために戦い、自分のために勝つのです。
そして負けた時は、その原因を自分の中に探'すべきです。
ジミー・コナーズも、ジョン・マッケンローも国のために戦っているわけではありません。
彼らは常に、自分のために戦っているのです。
たとえデビス・カップ戦でさえもそうだと思います。
それがプレイヤー本来の姿だと私は思います。
最後になりましたが、3番めは、「なぜ積極的に戦いの場を求めないのか」ということです。
この傾向は、日本のプレイヤーばかりでなく、ヨーロッパのプレイヤーにも見られます。
もしあなたが今以上に強くなること、チャンピオンになることを望むなら積極的に戦いの場、すなわちより厳しい海外のトーナメントなどで腕をみがくことです。
ぬまる湯に浸っていては、決して成長しません。
強くなるためには、厳しく辛い環境に自分を置き、できるだけ多くの場を経験すること、そして負けを恐れずにチャレンジすることです。
そうすることによって初めて、どうプレイすれば良いのか、どうすれば勝ち抜けるのかを理解できるのです。
ジョン・マッケンローにしても、最初から強かったわけではありません。
幼年期から積極的に試練の場を求め、「勝つための何か」をつかみとったからこそ偉大なプレイヤーにな
れたのです。
サクセス・ストーリーは、自然に生まれてくるものではありません。
自分で努力し、作り上げるものなのです。