就職・転職を考える
大学4年までいったのと、高校をでてすぐ就職した人との生涯賃金が一致するのは51歳時だといわれています。
日本社会は企業の資本装備率や労働装備率が非常にすすみ、社員の能力格差による業績差が少なくなりました。
むしろこれからのサラリーマンは個人の運不運による幸不幸のほうが大きくなるでしょう。
会社格差、成長格差、個人能力差、学歴差が少なくなった情況下で、社内における出世競争だけが苛烈になれば、人間関係のドロドロした感情が強くなり、コネやツキがものをいうようになります。
サラリーマン人生もだんだん賭け事の勝負に似てくると思われます。
企業の規模、格、人気、信用などによるカッコ良さも会社選択には大事ですが、それも結婚や同窓会どまり・・・。
あとは女房がPTAや井戸端会議で自己満足するのが精一杯。
最後は会社の安定性ですが、こんなもの、10年先、20年先のことは神様でもわかりません。
定年退職するまでには30年以上あります。
古代マヤ文明の予言によれば2012年には世界が終わるといわれていますし、このような不安定なご時勢に、2030年や2050年までの安定を考えてもしかたがないでしょう。
私の経験でも昭和26年の就職時、誰が安宅産業が潰れると予想しえたか・・・。
商事、物産が再合同するまえの安宅は超一流の貿易商社でした。
こうみてくると就職や会社選択にはなにを基準にしたらいいのだろうという迷いがでてきます。
それにはまず第一に、これからの企業はいつどうなるかわからないということを前提にしておくことです。