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2010年10月 アーカイブ

テニスの話 2

『将来自分はかならずチャンピオンになるぞ』


・・・プレイヤーはこの気持ちを常に持ち続けなればなりません。


そのためには、ジミー・コナーズ、イワン・レンドル、クリス・エバト、マルチナ・ナブラチロワなどのどんな一流プレイヤーを相手にしても、常に勝つことだけを考えること、これが技術以前のもっとも大切なことなのです。


第2の問題点は、日本のプレイヤーたちに「国のために戦う」意識が強く見られることです。


使命感は時として良い結果を生みます。


しかし、ほとんどの場合は、マイナスにしか作用しません。


なぜならば、使命感に燃えることによって、必要以上に多くのプレッシャーを受けてしまうからです。


また「国のために」という考えは、責任の所在を不明確にもします。


たとえ負けても、「自分は国のためにベストを尽くした。だから悔いはない」


・・・と納得してしまえるからです。


テニスの話 3

プレイはすべて自分のために行なうものであり、結果はすべて自分に帰するものです。


自分のために戦い、自分のために勝つのです。


そして負けた時は、その原因を自分の中に探'すべきです。


ジミー・コナーズも、ジョン・マッケンローも国のために戦っているわけではありません。


彼らは常に、自分のために戦っているのです。


たとえデビス・カップ戦でさえもそうだと思います。


それがプレイヤー本来の姿だと私は思います。


最後になりましたが、3番めは、「なぜ積極的に戦いの場を求めないのか」ということです。


この傾向は、日本のプレイヤーばかりでなく、ヨーロッパのプレイヤーにも見られます。


もしあなたが今以上に強くなること、チャンピオンになることを望むなら積極的に戦いの場、すなわちより厳しい海外のトーナメントなどで腕をみがくことです。


ぬまる湯に浸っていては、決して成長しません。


強くなるためには、厳しく辛い環境に自分を置き、できるだけ多くの場を経験すること、そして負けを恐れずにチャレンジすることです。


そうすることによって初めて、どうプレイすれば良いのか、どうすれば勝ち抜けるのかを理解できるのです。


ジョン・マッケンローにしても、最初から強かったわけではありません。


幼年期から積極的に試練の場を求め、「勝つための何か」をつかみとったからこそ偉大なプレイヤーにな
れたのです。


サクセス・ストーリーは、自然に生まれてくるものではありません。


自分で努力し、作り上げるものなのです。

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